2009年8月22日土曜日

シャクティ 談話―― あぁFringe スピリット












写真: 上の2枚はアヴィニョン・フェスティバル・オフで、獅子奮迅のごとく、中庭で「四季」を踊るシャクティ。  下左は、舞台をつくるシャクティとベノンさん。  右はシャクティ・スタジオにて、探し物をしている途中にパシャリと撮影。





8月21日金曜日

日本の北のほうは大雨になるかもと、天気予報官がいっていた。
その影響か、関東地方は南から湿った熱い空気が流れ込み、
午後から、いやぁ~蒸すわ蒸すわ……。

そんな中、たら~りたらり、汗水ながし、探し物にいそしんだ。

10月にシャクティ・スタジオで行う秋の定期公演、「恐山(osorezan)」のメモを探すためだ。日時やチケット関係のものはあったが、内容についてはどこを見てもない。

で、そのメモ探しはあきらめて、どうせならと、これまでのたまりにたまったメモを整理することにした。
すると、面白い走り書き、を発見!
シャクティのコメントを記したもので、日付は2008年1月だった。

   Fring is Art!
   What 1s Art?
   You can find.
   You see Fring.

うむむ。。。。思わず腕組みするような、禅問答的コメントである。

踊りのほか、物書き(取材・編集)を生業とする身には、もう少し補足する文章を書きたいのだが、シャクティの踊りをみていると、そんなこと必要ないよね・・・・補足文章は邪道かもと、思うことが多々ある。

生で見て、聞いて、感じる。
心の奥底、五感に、いつまでも残る。
良くも悪くも、アートは人を刺激する。

百のアピール文よりも…。 そう、百聞は一見にしかず。

とはいえ、フリンジのことを広く知ってもらいたいと、こうしてせっせっと駄文を書いてしまう。

フリンジ = 端
――小さくてもいい。 端からでもいい。 しないよりは、したほうがいいから――と、
己を慰め、これからも猫の目線でブログに向かっていきまーす。 



2009年8月17日月曜日

天からの貢物(みつぎもの)!?















8月16日 

アヴィニョン祭での15日公演
を終えてホッとしたスタジオ猫の番人こと、マーニャは、お盆休みに中仙道の宿場町・中津川市へ行ってきた。

夏祭りの「おいでん祭」などを堪能し、のんびりした気分で東京のスタジオへ戻る。

と、スタジオ支配人・タイガーが、なにやら得意満面で私を出迎えてくれた。
彼の鼻先を見ると、緑の甲羅のようなものでおおわれた虫のなきがらが…。

「あれ、どこで捕らえたの?」

タイガーの縄張りは、1階のフロアーから続くらせん階段、2階のスタジオ、3階のシャクティ部屋、そして屋上だ。
外界と接するのは屋上だから、この線が濃厚だが、羽根をもたないこんな虫が4階の高さまで飛んでくるのだろうか…。

ま、どこで狩りをしたかは別にして、いつも寝てばかりいるタイガーにも野性の力が潜んでいることをあらためて痛感。

「すごい!すごい!」と頬ずりしたら、シッポを高々とあげて歩き去る。
そして、いつものようにバスルームのドアのフレームに片手をのせて横座り。

「オレ様に不可能の文字はない」てな顔で、こちらを見る。
まるでライオンキングだぁ…。