5月29日、ついにゴングが鳴った!
なんの!?
もちろん第3回東京フリンジ、開始の鐘である。
第1日目は、シャクティの、クンダリニ・タントラヨガ体験と、ドウェインさんのコメディ「ピエロと少女」。
*シャクティのヨガには、シバ・ベリーダンス道場、ヤスヨさん率いる13人のベリーダンサーがやってきた。
みなロングヘアを束ね、ペッタンコのお腹をだして、20畳ほどのスタジオで汗を流す。(20年ほど前のわたしたち、シャクティ舞踊団もこうだったかな…。)
彼女たち以上にS字カーブラインを誇るシャクティは、呼吸からつくるムーブメント、内側からわきあがるエネルギーで、彼女たちをグイグイと引っ張っていた。
ヨガが終わり、みな湯上りのようないい笑顔で帰っていった。
*ピエロと少女の、少女役はよしこさんという女優さん。なかなかヨーロッパ風デカダンスで、ムードがあった。
ドウェインさんはシリアスなものからコメディまで、達者な芝居をみせる。
∮ ёёёёё ♪
2日目も、面白いプログラムがいっぱい!
ざ~と書き出すと。。。。。。
*創作日舞「大地にわびる」は、長年のお付き合いのエギクさん――。
エジンバラ、アヴィニョン、アデレードなど、たくさんのフェスティバルに一緒に参加した。
思い出はいっぱいあり、東京フリンジには欠かせない方だ。
ガムランの音楽で踊り、不思議な空間をつくりだしていた。さすが、エギクさん!!
(左の写真/準備中をパチリ)
*アコーディオン弾き語りのマーニ・ライスさんは、「移民の物語」。
たしかな表現力で骨太な作品にしあげていた。
*シャクティのリクエストショー「千夜一夜」は、お客さんがもってきたCDで踊るというスタイル。
これまたさすがシャクティ! この一言につきる。
遊び心いっぱい。自ら作曲し録音したオリジナルCDを持参した人もいた。
どんな曲も僕(しもべ)、いや、友人、いや愛人、いや…。
とまぁ、あれもこれも取り込んでしまうシャクティの魔物ぶりに、あらためて脱帽である。
*地下プロレスEXIT(エクジット) は、さあさあ、迫力満点。。。。。血わき肉踊るとはまさにこのショーにぴったりの言葉。
極真空手でトップをキープした小笠原先生と、ヌエタイの轟さんのマッチ、頭突きの富豪2夢路と澤の真剣マッチ。(右の写真)
もう半端ではない取り組み。
久しぶりに、アドレナリンが全開し、血液がドクンドクンと脈打ち、良識の壁は決壊。
思わず、「イタ~!」「グゲッ!」などの擬音語を発してしまった。
澤さんの目がちょいと狂気になってくる。
夢路さんから笑いが消えかかる。。。。。と、ここでゴング!
小笠原先生の間のとりかた、リングアナの掛け声。
まさか、シャクティ・スタジオでこのようなリングが展開されるとは!! 思ってもいなかった。
*ロシア、ペテルブルグ出身のミハイル・タンクさんの「暗黒の魂」は、歌と映像とセリフで、ナチに両親を奪われた祖父の残したカメラ。そこに映し出す真実を描きだしていた。
心の奥底に、ミハイルさんの言霊がじわじわと、浸透してくるような舞台であった。
5月31日、これから、3日目を迎える。いまから準備しなくてはならないので、また書きます。
タイガーが、チッチッチッと時の鐘をチェックしていますので。
スタジオ到着が遅れると、噛まれるかも…。
あたふたあたふた、、、、、ダッシュ!!!!
0 件のコメント:
コメントを投稿